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私の感性が低いのでしょうがおじいさんの〇〇劇ってことぐらいが面白くて他ストーリー等星が4の意味がわかりません

こんなもんかな

オリジナルのフィルム画像の限界ですね。室内撮影が多いからか超微小なノイズの大きさがテレビモニターに近づくほど目立つ。画像がクリアというよりシャープネスや輪郭補正が強すぎるのか？フィルム粒子の粗さが４Kテレビでは目立ちます。　普通の2Kテレビでも　同じなようです。DVDの画質で本映画が十分なようです。　音質のほうも５CH レシバーアンプとスピーカーで聴いていますが　DVDでも十分綺麗な音質　音の分離など　臨場感は十分です。青霊盤は監督のコメンタリーが入ってはいますが。

主人公は老人なので、カメラはその老人にフォーカスする。その結果だからだと思う。主人公の老人の息遣いや視線、指先に残る物(銃だったり)の重さなどが、映画を観ている私にも、とても自然に感じられる。伝わってくる。ひとりの人間に出会って、話しをしたくらいの実在感を、映画を観終わった後も残してくれる。それとは対照的に、私と同世代である白髪混じりの息子の姿は、その利発そうな奥方も含めて、妙に目的的で浅はか、余韻を残してはくれない。ただのつまらない若造・俗物にみえる。存在として、主人公の老人に拮抗できるのは、少年と少女のみ映画ではそんなふうに描かれているようにみえる。演出だからなのだろう　とは思う。でも それだけだろうか?70歳80歳以上の在り方について老いや 衰え とは別の捉え方で感じなおすべき映画はそんなふうにリードしてくれている気がした。ファンのレッドグレーブのここ１０年程の作品をそんな目線で観なおしてみようと思う。

入れる袋が付いてれば最高

とにかく良いです。音楽、内容どれも好きです。昔の作品ですが名作は色あせないですね。

引き込まれ、あっという間の1時間30分でした。衝撃のラストにビックリ！！ネタバレになってしまうかもしれませんが、老人で瞬時に銃を使って…！？と残虐なシーンに違和感を感じましたが、最後までみて納得。本来の性格が出たのですね…

そそぎ口に蓋がないので灰が入ってしまう。

いつ見てもイイ

ビックリするくらいドラマチック！！！意外性の塊。主人公ゼブはヨボヨボの老人である。何をするにも手が震え、立っていることもおぼつかない。認知症にもかかっていて、何でもすぐに忘れる。妻が死んだことも忘れている。齢90歳。そんな老人が人殺しをしようとしてアメリカ・カナダをめぐり相手を探し当てようとする。それだけで意外性たっぷり。そして、目的を達成したと思えた瞬間、とんでもないドンデン返しが起こる。主人公が認知症を患っているということがこの映画のキーポイントですね。それも、何を忘れていたかが一番の問題。普通は忘れないこと。ゼブは、自分の身の安全を図るために、あることを自分の意識下に抑圧する努力をしていたのでしょう。でも、かすかに引っかかるトゲが心にあったはず。ところが、認知症にかかったため、そのトゲを忘れてしまった。それを最後の瞬間に思い起こされる。オー・マイ・ゴッド！！それにしても、ドイツ軍によるユダヤ人虐殺のモチーフは強いですね。戦後73年目になって、日本では、かつての日本の蛮行についてどうこう言うのはエエ加減にしてくれないかなという気分が濃厚だと思います。日本の国際的地位の低下や経済の閉そく感等と絡んで、それがネトウヨを生む要因になっているのだろうなと思うのですが、欧米では第二次大戦中にドイツ軍が行った蛮行は永遠のモチーフであるかのようですね。忘れてしまいたいことと忘れてはならないことがある、忘れたい人がいても忘れられない人・忘れたくない人もいるということでしょうか。主演の役者さんのヨボヨボぶりは本当に見事でした。こんな人が人殺しをしようなんて・・・という、意外性が十分に発揮されていました。なお、原題は「REMEMBER」。99％の時間は日本題がピタリとした説明になっていますが、最後のどんでん返しを考えると原題でないとだめだなぁと感じます。