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浅間山荘事件なのに鉄球でないとか駄作年式ではあってるかもだが、車も時代背景的に無理があるｗ目立たない国産車使ってんだろｗ

さわやかBL絵もきれい心が洗われ、優しい気持ちになれました。アニメからだったので原作を読みたくなりました。ありがとうございました。

まあまあ面白いコメディだった。吹き出しはしないものの、くすくす笑いの連続であった。なぜか荒野を走って実弾を撃たない軍隊訓練、大義に対していちいちせこすぎる活動、など、細かいネタがいい。ただ、「総括」ネタが長くしつこいのと、殺人シーンはもっとさらっと描いたほうがよいだろう。---と思ってしまうほどのどうしようもなさ。オウム、北九州の事件などを彷彿とさせる人間の気持ち悪さ、勘違い権力者の危険性など、若い人はぜひ知ってもらいたい。

心洗われるBL「同級生」がそのままアニメになってると聞いて拝見しました。ああ、良いわー、萌え死ぬわー。好きな作品こそ映像化には抵抗を覚えるものですが、これは秀逸な出来。声優さんの演技はもちろん、背景カットも音も動きも、原作の良さを損なわず上手く補完している。キャラクターの動かし方もすごく丁寧に作ってくれてて愛を感じました。短い作品ですがエロが無いのでBL初心者にも勧められます。

登場人物が多いが、実名で出ているため、それなりに予備知識があって見ると感慨深い。しかし、永田と森、重信、遠山は存在感がある描かれ方をしているので、わかりやすかったが、坂口、坂東、吉野、植垣、進藤、山崎、寺岡、田宮、山田、加藤長兄、次兄などの重要な人物も一度だけ名前をテロップで出して、その後は検挙か死亡まで名前が出ないので、途中でしばしば誰が誰だかわからなくなった。場面が途切れて、再登場するところでは何度も名前を表示してほしかった。イケメン、美人が大量に出演しているが、あまり有名でない方が多くて、余計にわかりづらかった。あと、個人的には、寺岡の父親が必死で山荘に呼びかけ、それを聞いて坂口たちが反応して、虐殺を悔いるシーンなどは入れてほしかった。彼らの愚かな行動の象徴でもあるし、革命家（自称）の親族の悲哀も表しているエピソードだと思うので。それにしても「柴野同志が虐殺された」というのは本当にすごい発言だと感心する。

主人公たちが魅力的で、引き込まれてしまいました。純粋にまっすぐに私もこんな恋がしたかったと思わせてくれました。

連合赤軍・あさま山荘事件を題材にした映画やTV番組は、いくつかありましたが、これは評価が低くなります。実録映画にしては、内容がテキトーで、登場人物も省略が多いので、よくわからない人物が登場しては殺されるだけ。娯楽映画としては、エンターテイメント性が無くて、感動も共感も面白味も無く、芸術的な演出も無い。見終わった感想は、『だから、なんなの？』と言うのが正直なところです。この映画の数年前に創られた「光の雨」のほうが、よくできた映画でした。劇中劇の形式で、現代の若者が、全共闘世代の価値観への理解に苦しみながらも、そのキャラを演じていく。役者も、実力派ぞろいで、森恒夫を演じた山本太郎の役者としての実力に圧倒されます。永田洋子を演じた裕木 奈江も、実力派の役者で、素晴らしい演技を見せました。立松和平の原作も、よくできており、現代と当時の価値観の比較をしながら進むシナリオが面白かった。全共闘世代と言うのは、とにかくダサい。ファッションがダサい。ベルボトムのジーパンとトックリセーター。女の様にだらしなく伸ばした髪の毛。孤独に弱くて、群れたがり、共通の価値観を持ちたがり、自分のルールを他人に押し付けたがる。新聞やテレビがすべての価値観で、プロレスとプロ野球の話題ばかりで、みんなでフォークソングを歌うのが好き。ちっぽけで薄っぺらなことで感動し、深く物事を極めようとせず、わかった様な、わからん様なことを言いたがる。私は、この後の世代なので、こいつらの軽薄な価値観が大嫌いでした。重要なことがあるとすれば、「閉鎖的な空間では、意思決定が暴走する」と言うことです。山岳リンチ事件は、あらゆるところで起こる可能性があります。家庭内でのDV。部活動でのシゴキ・暴行。職場でのパワハラ・職場いじめ。地域のコミュニティーでの村八分。カルト宗教の活動全般。『いつでも、自分が加害者になり。あるいは、被害者になる可能性がある。』ということです。山岳リンチ事件を考えるには、スタンフォード大学監獄実験を描いた『ES』と言う映画が参考になります。『閉鎖された空間で、人間の心理がいかに暴走していくか』が、あさま山荘への道程よりも面白く描かれています。「光の雨」も「ES」も、面白いので是非ご連ください。

いや、最高発狂パラダイス

体制側からの視点として、今年亡くなった佐々淳行の著作「連合赤軍「あさま山荘」事件」も併せて読むべき。この連中の本当の罪は、日本における健全な左翼思想の芽を根底から摘んでしまった事。「左翼」を白痴の代名詞にしてしまったことこそが罪。もっとも、現代におけるサヨクが白痴同義であることは否定しないが。実際のところ、彼らの多くは共産主義社会におけるインテリゲンチャ層であり、彼らがプロレタリアート革命を叫ぶこと自体が笑止であり、その筆頭だったのが森恒夫というのが笑える。彼の場合は学歴主義の権化であったことがさらに笑える。「この低学歴が」という罵倒は彼のためにこそある。死人に口なし？ああ、彼は死してなお辱められるに値する人間だということが分かれば、この作品の意義がある。

明日美子先生の画風をこんなにも良作画にしてくれてありがとうございます。全シリーズアニメで見たい！