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良かったです。私はこの様な日本を誇りに思える作品は基本的に好きです。ただ、現代の部分での内面も含めた人の描き方、なぜ情けない状況になっているのか？と言う事が少し薄っぺらい気がしました。前半に比べた時の重厚感にアンバランスを感じました。

ラストは、「ああ、こういう終わり方なのね」とは思いますが、外資の企業買収、企業再生株の公開買い付けなど勉強させられるドラマです。原作も違った味はしますが、このドラマと比べてみるのも一興かと思います。鷲津の側から（ファンド）でなく、柴田氏が演じた芝野の側から見るのも面白いはず。やるときはやってくれます、NHKと思わせたひさびさのドラマ。難をいえばもう少し内容にかける時間が欲しかった。なので星は４つ。

昨日、「殿、利息でござる」を観て、自分の心の卑しさや醜さを思い知らされて鬱になりました。今日はこの作品観て、自分の心の卑しさや醜さを再度思い知らされました。完全にamazonにはめられました。くそ、二日連続で涙腺崩壊しました。明日観るものは、慎重に選びます。

とても面白い小説だったので映画も気になり観てみましたが面白くありませんでした。演技もお世辞にはうまいと思えない人もいる...

大切な事を確認できた映画でした。「真心」忘れずに生きてゆきたいと思いました。

日本の役者が英国話せないのがありあり。外人沢山でてきても挨拶程度しか話さない。劇中の外人も日本語理解しているとは思えないなか日本語で激論、蚊帳の外。外人だすならもちょっと英語勉強しようね、日本の俳優さん。

前半の1890年編は若干日本すごいがやりすぎとはいえ、まあよかった。でも現代編がオチが見えてるくせにダラダラ引き延ばして退屈極まりない。こんなのエンドロール後のテロップで一文添えるだけで十分

詳しくは書けませんが、とても痛快な映画です。おすすめですよ。

人として大切なものは何か、何が人として誇るべきものか、そういう原点的なものを問いかけ諭すような映画です。同時に、自国民が非常事態のさなかに置かれながら、救いの飛行機一機を飛ばすこともできなかった日本という国の歪さを感じないではいられませんでした。いろいろな意味であらゆる日本人に観てもらいたい映画です。

このTVドラマは、２００７年放映であるがその後４年を経過してその分、見え方がよくなった。新自由主義とは、神様に取って代わって「貨幣」が新たな神様となることである。そして、米英アングロ・サクソン国家は「物づくり」を捨て金融業を基幹産業とすることに舵を切った。しかし、２００８年のリーマンショック、現下のEUの惨状を見れば金融グローバリズムという制度設計には無理がある。また、ワールドワイドで金融を頂点とする多国籍（無国籍）企業が安価な労働力を求めて地球を彷徨い次々と焼畑化し、その結果一部の富裕階層と多数の貧困層に二極化するというのは何れモノ的にも限界がくる。アメリカは、オバマ政権が雇用創出のため「物づくり」を言い出し始めた。こういった状況の下でこのドラマを見て気づいたことは、アメリカのTVドラマ例えばザ・ホワイトハウスに比べると歯切れが悪いということである。比べる必要はないが。われわれは、まだ物事を単純に簡単に割り切れず、人間関係もウエットであるということだろう。当時は、為すこともなくハゲタカに鼻づらを引き回された。そして、その理由は金融技術の未熟さではなく社会の在り様が「貨幣」本位についていけなかったのであろう。このドラマは、現実の事件中心で何故までは描いていない。同時進行でそこまで要求するのは酷というものであろう。当初違和感を感じた俳優陣も回を重ねるうちに板に付いてきた。最終回は、「ハゲタカ」が濃縮されたようなとてもいい仕上がりとなっている。不満といえば価格である。ワーナーであれば数分の一の設定で売りさばくことを考えると思う。