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この映画もテレビ放送で何十回も放映されていますよね、DVDでも見たし今回はBlu-rayで見ようと購入しました。映画のシーンでは橋は木造製で爆破されてしまいますが実際は橋は鉄橋で今も現存していますよね

戦争映画の名作として有名であることは知っていましたが、観たことが無かったので購入。・大きな橋造りのノウハウが無い日本軍が、捕虜を使って建造するも全く進まない・橋の納期が危うくなり、ノウハウを持つ捕虜に指示権をしぶしぶ移譲・効率良く進み、納期に間に合う・日本軍幹部が汽車で橋を渡る。このタイミングで工作員が橋を爆破するかなりざっくりとした感想ですが、えっこれで終わり？というような作品でした。

過日タイに旅行し、戦場に架ける橋を実際に見て渡って・・・是非この映画を見てみたいと注文しました。いやあ、感動しましたね。

本作で描かれるのは、橋を作らされる英国軍捕虜と、無慈悲に指示する日本軍、そしてそれを破壊せんとするアメリカ兵の姿だ。戦後１２年で、ここまでの情感を戦争映画に持ち込んだ点で、やはりＤ・リーンは凄い監督だと思う。この頃は常に敵役の日本軍にしても、顔の見えないサル、という扱いではなく（原作者は「猿の惑星」も書いているが）、斎藤中佐以外の日本兵もきっちりと描かれていた（ヘンな日本語は御愛嬌）。Ａ・ギネスはどこまでも凛々しく、Ｗ・ホールデンはジャングルに至っても女たらしで、雪洲は悠然とキャンプの指揮を執る。この名優３名が揃うのも凄いことだ。早川雪洲は惜しくもオスカーを逃したが、メイキングでも語られている通り、まさに鬼気迫る芝居を見せた。１９１３年のデビュー以来、一時はチャップリンと覇権を競う世界のスーパースターにまで上り詰めた男が、若造のＤ・リーンにコケにされながら、それでも必死に芝居をする姿は、感動的でさえある。もともと製作のＳ・スピーゲルが、日本映画「山下奉文」を観て、雪洲の起用を決めたのだが、当然全盛時の魅力は再現できない（１９１０年代の雪洲作品はぜひ観て欲しい）。しばらく日本にいたので、英語も聞き取りにくい。でも、日本が生んだ最高・最大のスター・雪洲をブルーレイで観られるとは、いい時代になったものだ。特典映像はほぼＤＶＤと変わらずＳＤ収録だが、ギスギスしていた現場を語るドキュメンタリーは面白い。本編映像も十分以上にレストアされている。星は５つです。

※注：ネタバレ含英国軍人は規律を守る！野蛮人の無法は許さない！英国軍人の統率力は素晴らしい！有象無象でもすぐまとめ上げる！英国軍人の技術力は素晴らしい！粗末な資材で最高のクオリティのものを仕上げる！英国軍人は現地人にモテモテ！日本人は野蛮だから即射殺！英国軍人は度量が広い！無能で無作法な日本人にも寛大な心で接する！からの同士討ち＆橋爆破で取ってつけたように「英国人も日本人も戦争で狂わされたんだ…」と締めて終了。史実を知ってる上で見ると本当に日本人蔑視が酷くて見てられません（結局全部見たけど）。そもそも日本人が英国人に橋造りの技術で劣るわけないでしょう。日本にどんだけ川があってどんだけ地震が起きてると思ってんですか。

ウィリアム・ホールデンが好きなので、買ってみましたが、本作の役どころはイマイチで、アレックス・ギネスに良い役を持っていかれてしまった感じでした。又、日本軍が悪者になっている点が、私の中での映画の評価を下げてしまいました。

ラストシーン、英軍捕虜が誇りをかけて作った橋は爆破され、ニコルソン大佐（Ａ・ギネス）、シアーズ中佐（Ｗ・ホールデン）、斎藤大佐（早川雪州）の３人は全員死んでしまう。「狂っている。信じられない。」軍医クリプトン（Ｊ・ドナルド）の言葉がこの悲劇の全てを言い表している。戦争という狂った大きな歯車の中では、いかなる建設的な行為も、人としての尊厳も、国を超えた友情も、すべてがすりつぶされる。そういう非人間的な状況を作り出すのは人間に他ならないという重い現実を投げかけて２時間４０分の大作は幕を閉じる。名作。

デビッド・ニーブンの演技は目立って素晴らしいとは思わないが、いつの間にか彼の駆動の中に引き込まれている自分を発見する。この映画も何回か観て、既に何年経過していることだろう。だから、ストーリーがこんなにも複雑だったかと、今になって驚いている。しかし、終わりのほうのシーンでは息詰まる爆破が待っている。今一つ残念なのは、日本人俳優がいないことである。早川雪洲は分かるがもう少し日本人が欲しかった。

特に何もなかったです。映像もきれいでしたよ。日本語吹替で正解

イギリス軍により橋の爆破計画が発起され、捕虜となったイギリス兵達がいよいよ橋を作るのに生きる目的とプライドを持って着工し始めると、恐ろしい考えが頭をよぎる。この橋が爆破されたらどうなってしまうのか。その心配をよそに橋は見事な出来栄えで完成し、爆破される。戦争が秩序が自尊心が生きがいが人間の構築されたものが戦場にかけられた橋と共に無意味に崩れ落ちた。